TEL.0745-31-3710
〒636-0023 奈良県北葛城郡王寺町太子3丁目1-15
王寺未来会は、笑顔あふれ自立するまちづくりを目指しています。
-提案-
○ 子供は地域の宝
子供は、地域の未来を担う人材であり地域の宝です。
グローバル化、情報化が進む今日、全国画一的な教育では現代社会の未来を託す教育にはなっていません。
世界におけるビジネスの公用語の60%が英語である現実。国語力の低下など、教育の現場には多くの課題があります。幼稚園→小学校→中学校の12年をかけて、子供たちに英語力(英会話力)、国語力の向上を継続して吸収させる仕組みづくりが必要です。
この仕組みづくりを行うためには、教育の現場と社会教育の現場と地域の力を融合させ、教職員に出来ないことを積極的に地域が応援できる環境にしなければならないと考えています。
幼・小・中一貫教育とコミュニティースクールを連動させることが、現行制度の中では良い方法だと思います。
○ 新しいまちづくり
JR王寺駅周辺、特に駅南の区画整理事業が完了してから40年近くが経過し、多くの建物の立替更新が始まる時期です。
駅北側の再開発事業が平成16年に完了していますが、県道王寺停車場線北側の商業地域は昔のままで、一部分の商店が営業しているのみであり、密集した町並みで住居専用木造家屋が多く、大規模地震が発生した際の大火災危険度が高い地域でもあります。
国道168号線の拡幅延伸を奈良県とともに推進するため、畠田駅前の広場整備と畠田駅前幹線の促進と畠田~香芝市に至る一部区域の浸水対策などを同時進行させます。
また、王寺町独自の税収入確保のためには、畠田2丁目地域の既存宅地対策と市街化区域への編入が是非とも必要であり、地元の皆さんと研究会を設置する必要があります。
長引くデフレ経済化において不況が続き、商店の活性化対策が必要でもあります。
国立人口問題研究所が発表した2060年の全国の人口は、現状のままであれば8674万人にまで激減すると発表されています。 王寺町だけは人口が減らないなんてことはありません。
JR王寺駅周辺の地の利を活かしたまちづくりを進めるため、新しい感覚で商店の活性化を図る施策をなんとしても進めなければなりません。
小学校区毎に「絆フェスタ」を始動させ、住民・地域店舗・小学校・各種団体・行政が一体となって地域の絆づくりを推進するのです。
○ 福祉・医療
少子超高齢化社会に向かっている現実を見つめ、福祉施策全体を再構築する必要があります。
小さな政府、道州制、自立する地方政府、身近な行政、自立する地域を創るためには、今までと同じ発想ではいけません。 → (仮称)福祉施策検討会議を立ち上げ、知識人をはじめ多くの住民の皆さんが参加して研究をすることが必要です。
また、元気な高齢者の皆さんの積極的な社会参加を促すための施策を推進する一例として、ボランティアチケット制度と地域通過の連動などの研究も欠かせません。
福祉・医療はこれからの超高齢化社会でもっとも費用を要することから、政府任せの施策をおこなっていては、自分にそのつけが回ってくるとともに、未来を担う子供たちの大きな負担となってしまいます。
○ 行政組織を変える
まずは、行政のTOPが身を切ることです。(率先垂範)
公務員には、行政を経営するという意識が低すぎます。
財政力指数が平均的な0.6だから大丈夫!
近隣の自治体より基金が多いから大丈夫!
大きな間違いです。普通の会社なら既に倒産している状況でありながら、借金(起債)を繰り返すことが当たり前に慣れすぎている。その結果が、国と地方を合わせた借金が923兆円です。
民間の経営感覚で改革を推進しなければなりません。
「前例がない」「担当でない」「国や県の仕事だから出来ない」そんな役所の出来ない意識を変えることが大切です。